~世界の産地から~
タリーズコーヒーでは現在、コーヒー産地でさまざまな取り組みを行っています。その取り組みをご紹介しながら、世界のコーヒーを巡る旅に出発しましょう。
「GUATEMALA ・ グァテマラ」
十分な降雨量と火山土壌により、世界の中でも優れたコーヒーを生産する国として有名です。
小さな国土の中でも微細な環境の違いがあり、作られるコーヒーの味わいも多様に異なります。
豊な酸味と深いボディを兼ねそろえた、力強い風味を持つコーヒーが栽培されています。
生産地の取り組み ~カッピングコンテストの開催~
より優れたコーヒー豆をお客さまに楽しんでいただくために、タリーズではグァテマラの農協と協力しあい、2008年より「カッピングコンテスト」を開催しています。
開催の目的は大きく3つです。
・小規模農協で栽培された、優れた品質のコーヒー豆を発掘するため
・小規模農協の生産者が、品質の良いコーヒー栽培へのモチベーションを高めるため
・コーヒー生産者の生活向上にタリーズコーヒーとして貢献したい
グァテマラ国内に多数ある農協にお声掛けし、各農協が自信を持って出品出きるコーヒー豆を持ち寄りそのコーヒー豆をタリーズが評価して買い付けています。
このコンテストはグァテマラ国内でも大変評判が高く、地元の新聞でも取り上げていただきました。
優秀な評価を受賞した農協には、賞金や賞状を進呈しています。
毎年このコンテストを開催することにより、生産者が品質の良いコーヒー豆を出品することを楽しみにしてくれるようになり、小規模ながら丁寧にコーヒー豆を育てている生産者の、優れたコーヒー豆にたくさん出会えるようになりました。
賞金で地域の橋を作ったり、精製施設の修繕の一部に使用されるなど、それぞれの地域に役立つ使われ方をしています。
カッピングとは・・・
コーヒーの品質や特徴を確認するために用いられる方法です。
粗挽きコーヒーをカップの中で抽出し、その液体をスプーンですくって、香りと味を確かめます。
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「BRAZIL ・ ブラジル」
世界第一位の生産量を誇るブラジルのコーヒーは、安定した供給量を得られることが出来ます。
控えめな酸味と程よい苦味があり、バランスの取れた味わいであることが特徴です。
パートナー農園との取り組み
ブラジルのバウ農園の協力をいただきながら、コーヒー豆の栽培や商品開発を行っています。
レギュラービーンズとして販売している「タリーズブラジルファゼンダバウ」は、バウ農園で収穫されたコーヒー豆です。
「タリーズブラジルファゼンダバウ」はブルボン種という希少な豆が使われています。
ブルボン種は育てるのに手間がかかり生産性が高いコーヒー豆ではありませんが、香り高くコクのあるコーヒー豆です。
また、バウ農園では農園の管理や人材育成にも力を注いでいます。
農園内に専用ダムも作り、水を貯えることが出きるようになっています。
品質の高いコーヒー豆を栽培するために徹底した管理と努力が続けられています。
バウ農園での植樹から収穫、販売まで
2006年 12月 タリーズ専用のブルボン種を植樹
2008年 7年 少量を初収穫
2009年 3月 シーズナルビーンズとして、ファーストクロップを販売
バウ農園で収穫されたコーヒー豆がレギュラービーンズとして発売
「タリーズブラジルファゼンダバウ」定番化
2010年 12年 イエローブルボン種を使用したスペシャルビーンズ「ドライオンベッド」発売
農園データ
農園名 FAZENDA Bau
農園主 フクダ・トミオ氏
面積 850ha
標高 1100m(平均)